時機を読み、時流に乗ればいいということさ。

それはー2006年の夏のある日に起こったー。ある一本のソフトがーきっかけーだったー。
「しゃべる!DSお料理ナビ」発売っ!


正直、最初は馬鹿にしてたね。失笑ものだったね。プッ。DSで料理とかwwwww ありえない、ありえないよwwwいくら脳を鍛えるで「たまたま」当たったからって、まーた3DOとかPCエンジンの二の舞になっちゃいますよ?と当時は思ったものだ。
……だが蓋を開けてみればどうだ。初週10万本、累計で60万本以上(注:去年の秋頃から上位にランクインしていない為正確な累計ではない)という、新しい風、一石を投じる事に成功したではないか。


その後、昨年12月に出た「健康応援レシピ1000 DS献立全集」の方も既に20万本以上を売上ている事を考えれば。料理ソフトは実は一定の需要があるのか?と勘ぐってしまう。
つまりその、、100万本とか、50万本、とかそんなのはてんで次元の違う話で、15万、30万本クラス、きちんと作りこんで売れば中堅クラスでそこそこ売れる……という妄想、思い込み、いやこれは既に(目先に)囚われているのかも知れない……。罠だ、孔明の罠だっ!


まぁつまりね、何がいいたいかと言うとね、奇を狙ったソフトは売れないと思う、思うね、だけれどある部分に特化した、特定のジャンルにこれでもかという部分に特化したソフトってのは、やっぱりそういうニッチでコアな人からの支持、買いであるというそういうのが入ると思うね。話が長くなった。本題に入ろう。
しゃべる! DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル」(ITmedia) 2007年春発売予定/コーエー


キタね。これはキタ。まさにピンポイント。そう、いわゆる普通に料理一般をこなす事が出来て、別にお喋りとか今更基本の切り方だの分量だの、そんな事は朝飯前な人にとってこれは需要が見込めるかもしれない。この気概を前向きに評価したい。その意欲を買うね。
基本の料理が出来る人にとってはこの材料があれば何が出来るとか、そういったものは邪道、邪道でしかない。材料検索なんてものはいらない、いらないんですよ。当たり障りのない200レシピより、特化した200レシピ。(※何レシピになるかは現時点では不明)
しかもシリーズ化したいとキタ。これはいいね、凄いいいね。何がいいって、考えてみてほしい。もし次にお菓子編とか出たら、どうする? パン・ケーキ編でもいい。さらに12〜1月に「チョコレート編」を出したらもぅね、凄い事が起こると思うね。


普段、面倒だと思っている人に、導入部分の足枷、という部分を外してやればいい。DSはそれが出来るハード。ゲーム機。そしておもちゃ。
そう、あくまでおもちゃ。気軽に初めて、飽きれば止めればいいのだ。自分に合わないのならやらなくていいのだ。人には向き不向きがあるさ。
という訳で個人的には買い。凄く買い。ジェットインパルスDS美文字トレーニングも併せてお奨めしておく。誰よりも早くだ。
なーにコケた時は大笑いすればいい。まぁコレに手を出す人というのは単なる興味がある人じゃなくて目的がはっきりしている人だから、需要を読み違えなければそこそこいい線いくと思うのだが。(予想は低めに8〜12万本)


でも、コッチの方が興味ある人が多いんだろうな……。